2013年の展望
ご無沙汰しております。
今回はDQ10の今年いっぱいの展望を予測します。
<以下詳細>
まず、今年ゲーム業界での注目すべき点を述べます。
それは「今年末、PS4発売予定」という事です。
それに伴い、各メーカーはPS4用のゲームを開発中です。
個人的な期待作は以下の2作。
FF15(公式)
http://www.jp.square-enix.com/ff15/
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=g3fWCNPo7sI
以上の2作以上に、続々と作品は発表されると予測します。
次に、話題をDQ10に戻します。
今年末にPS4が発売し、ユーザーが娯楽に選択するゲームの幅は広がります。
また、競合する相手はPS4だけではなく、他の家庭内ゲーム機や、パソコンを主流とする他ネットゲームも存在します。
そうした中、新規ユーザーはDQ10を選択するでしょうか。
また、今プレイしているユーザーが、今年末の状態であるDQ10をプレイし続けられるでしょうか。
そうした疑問に「はい、勿論です!」と答えたいのですが、今の状態を見るに残念ながら難しいです。
では、PS4に対抗するようなDQ10でなくてはならない。
年末まで、残すところ大型VU4回、内1回は追加ディスク有の大型VUです。
この計4回のVUで、来る年末商戦に備えなくてはなりません。
次に、どのようなVUをしたらいいでしょうか。
キーワードは「選択」です。
詳しくは以下の通り。
- 職業を選択できる自由を与える
- 育成を選択できる自由を与える
- レベル上げする場を選択できる自由を与える
- 冒険心を与える
[職業に選択を与える]
現状は、雑魚戦でもボス戦でも爪(タイガー)が目立ちます。
結局、いくら範囲や状態異常を起こす技を有しても、単体火力がズバ抜けてる爪のほうが、どの場面でも活躍できるからです。
各武器や、職業専門スキルの強化は勿論、状態異常系は100%通るなどの調整や、実用レベルのスキルの導入などが必要になります。
[育成に選択を与える]
現状は、武器にスキルを振り、残りをパッシブに振り分ける、終着点が一か所の一本道な育成になっています。
オフラインなら構わないですが、今回はオンライン。
行き着く先が皆同じでは面白くありません。
新職業がでても、この問題は打開できないので、各スキルに新たなスキル群の追加や、スキル100以上の解放など、縦に伸びる育成方針の追加が望ましいです。
[レベル上げする場に選択を与える]
現状は、特定の場所が混み合っています。
人気の場所に殺到するのは仕方ないにしろ、今の状態は可笑しいです。
まず、他の不人気な場所の「一度に出現するモンスター数が少ない事」が一つ。
そして「モンスターのシンボルが少なすぎる事」が二つ目。
最後に「強いモンスターの経験値が少ない事」が三つ目になります。
基本「宿から遠い場所はモンスター数を増やす」など、ユーザーの選択の視野を広げて考えてもらうなどの対応が必要になるでしょう。
[冒険心を与える]
アップデート毎に新しい町と、その周辺にフィールドやダンジョン(レベル上げできる場+レア収集できる場の提供)を追加、その追加範囲を中心にクエストも追加する事によって、新たな土地での冒険の場を提供し、オフラインで感じたような冒険心をユーザーに感じさせます。
それに伴い、その土地独特のモンスター(色違いではない)の追加なども必要になります。
一番ガッカリする事は、既存のフィールドや町から物語が始まり、既存の場所で終了する事です。
以上を改善しても、年末商戦に太刀打ち出来るかは不明ですが、現状よりかは可能性はあります。
生活系のコンテンツは更に豊富になると思われるので、戦闘系のシステム絡みの調整が出来るとDQ10は強くなると推測します。
「選択するという自由度」を作り、ネットゲーム初心者用に「指針として育成例を紹介出来る何か」の設置は必要かもしれません。
何しろ、ネットゲームに反しますが「分かりやすい単純さ」がDQの売りですから。
今回は以上になります。