人付き合い
今回は現実寄りな人付き合いについて触れます。
<以下詳細>
何事もルールが存在します。
例えばエスカレーターに横列で並んではいけない。
約束の時間に遅れてはいけない。
アパートなどで、夜遅くに洗濯機を使ってはいけない。
これらは「人に不快な思いをさせない為の行動」であり、暗黙のルールです。
しかし、ルールを過剰に意識するあまり、自分が2番手になっては意味がありません。
だって、相手に左右される人生なんて、相手の人生であって自分の人生ではないから。
自分の事を一番に考える事は悪い事ではなく、むしろ正しいと考えます。
その考えの中で「どこまで人と協調させるか」が人生の課題の一つになるのではないでしょうか。
次に「人と円満な関係を築く為の行動」を記します。
こちらが本題です。
さて、俺は社会経験が少ないですが、その中で分かった事を挙げたいと思います。
以下、箇条書きにて書き足します。
- どんな人でも笑顔で挨拶
- お礼は必ずする
- 人に媚びず、依存しない
1,2は「人を不快に思わせない為の行動」ではなく「人と円満な関係を築く為の行動」にあたります。
3は「自分が人付き合いを楽にする為の柱」のようなものです。
<1の解説>
笑顔で挨拶、まず効果について書きます。
「好印象」ずばりこれです。
挨拶とは、出会ってすぐにするもの。人間、はじめの印象を強く記憶する性質をもっているので、「好印象」を朝一番に相手に記憶させます。
自分を好きな人でも、興味ない人でも、自分が苦手な人でも、常にこれです。俺の場合は席が近い人、朝廊下ですれ違った人には行ってます。
その他の効果に「自分を嫌ってる人が、自分の悪口を吹聴するのを抑制する働き」もあります。
程度や自分や相手の人間性にもよるので、確実ではないですが、自分にやましい所がなければ効果は大きいです。
自分以外の人間を3種に分けるとして「A,自分の事を好きな人間」「B,自分の事を興味ない人間」「C,自分の事を嫌いな人間」に分かれます。
ここで注意するのは「CがBへ、自分の悪い印象を伝え、B→Cになる事」です。
それを抑制するのが「笑顔で挨拶」になります。
これを意識しすぎるあまり、大勢が集まる室内で全員に挨拶する、という事は冒頭で述べた「人の為の人生」になると推測するので、ほどほど、肩の力を抜いて自然にやるのが一番と思われます。
<2の解説>
お礼は必ずします。
「言葉」でも「物」でもいいです。
ただ、自分と相手の間柄や親密の度合いに対して相応しい行動が良いと思われます。
「相手の行動にとって、自分が利益を挙げた場合」や「自分の不都合によって、相手の時間と労力を使って手助けしてくれた場合」に行動に移すと良いでしょう。
そこに「照れ」とか必要ありません。
「人」として、上司でも部下でも、好きな人でも苦手な人でもお礼はすべきです。
キツイ言い方ですが、習慣化されてない方は、癖付くまで染み込ませたほうがいいです。
この行動が、自分と相手の「次」を作ってくれるきっかけになります。
<3の解説>
自分をよく見せようとし、気に入られたい一心で媚びたり、過剰に手助けする事で「お世話をする関係性」を作ると、正常な関係は築けなくなります。
ここで、福沢諭吉の言葉を紹介します。
自立の心なき者は、必ず人に頼る
人に頼る者は、必ず人を恐れる
人を恐れる者は、必ず人にへつらう
1行目:自立の心なき者=人の人生を歩む
2行目:人を恐れる=自身が保てなくなる
3行目:人にへつらう=媚びる、共依存の関係を作ろうとする
こうした環境の中、人付き合いが円滑にまわるとは考えにくいです。
もしくは、自身にかかる負担がとても大きく、いつも人間関係が保ててるか怯える事になります。
そうしないと生きていけない方がいる事は分かりますが、選べるとすれば「自立の人生」を歩んでほしいと願ってます。
これは相手主体ではなく「自分が人付き合いを楽にする為の柱」みたいなものです。
「自立とはなにか」を纏めました。
まずは、自分で出来る事はやる。
自分が優秀だからといって、それを武器に過剰に人に干渉しない。
逆に、相手が優秀だからといって、過剰に褒めたり教えを請わない。
学校なら学業や部活、仕事なら仕事と、目的を失わず、汗を流して懸命にすれば、周りはそれを評価して、自然と人はついてくるものです。
その過程で、辛い事もあると思われますが、今までの自分を信じ、突き進むのみです。
要約すると、人間関係は「行動の結果についてくるもの」です。
人は、人に媚びようとすれば弱く見え、魅力を失います。
それは、人を食い物にする人間にとって最高の餌に見えるでしょう。そういう人間はある部分が秀でており、関心はしてしまいがちです。
ですが一線は区別し、媚びずに参考にする程度でいきましょう。
<最後に>
これをDQ10に変換するのは難しいです。
現実と仮想世界は、そのものの捉え方が違うし、正確な距離感も測れないので。
私用なのですが、現実で色々あってDQを遊ぶ余裕がなく、今に至ります。
どんなにDQ10が面白くなっても、現実には勝らないな、といった具合です。
とは言え、ゲームでは一番楽しめた作品なので、遊べる時には遊びたいと思ってます。
今回は以上となります。